現在桶のタガには銅タガ(銅)・ステンレスタガ・プラタガ(樹脂)竹タガなどが一般的だと思います。
桶の歴史は意外に古くその中でも竹のタガは最も古くからつかわれている素材です。
しかし素材の性質上、竹のタガは手作りでしか作れないのが現状です。しかも竹タガ作りには熟練の技術を要し需要の減った現代社会では、タガ作りの技術を持った職人も激減しました。
値段も高く流通量も少ない竹タガですが当社では一貫して自社生産にて生産しています。
常時数名のタガ職人が在籍しており、自社生産による品質向上と短納期の実現に備えております。
竹タガを編む=縁を結ぶという意味合いがあり祝い事に使う樽、桶は竹タガでなくてはならないものです。
また祝いの席で使われる角樽には、大きさごとにそれぞれ枡で語呂合わせで縁起をかついでいます。
一升用 : 一生連れ添う
5合用 : 商売繁盛(一升枡の半分)
2升5合 : 益々繁盛
竹タガを使用した角樽(祝い樽)・おひつ等の定番商品や、銅のタガの定番商品を竹のタガで製作することも可能です。
また、要望に応じて希望の寸法・デザインでの製作、一点からの製作も致します。
角樽
手桶
角樽
おひつ
タガの緩んでしまったもの、竹が割れてしまったもの等の修理も承ります。 タガの太さ等削る時に調節してなるべく近い形状で修理いたします。 竹タガのトラブルでよくあるのが竹が割れて(弾けて)とれてしまった等 予算に応じて修理または補修等の提案、対応させていただきます。
削りたての竹は爽やかな緑色ですが使い込んでいくうちにベージュぽくなりその後さらに使い込むと濃いアメ色に変化していきます。この経年変化を楽しむのも竹ならではのものだとおもいます。
竹タガの製品につきましては受注してから、最適な竹の選定、伐採を行い製作します。
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